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はせがわ整骨院


上腕骨内側上顆の障害

野球肘の中で、とても多くみられるものです。特に骨の成長途中にある16歳くらいその中でも12歳までの小学生に多く見られます。

内側上顆には靭帯と筋肉が付着している


上腕骨内側上顆(じょうわんこつないそくじょうか)と呼ばれる肘の内側にある骨のでっぱりの下端部には、肘の内側の靭帯(内側側副靭帯)・ボールを握ったり手首を返す筋肉(前腕屈筋群)が付着しています。
 
投球のフォームを区分けすると大きく分けて、①ワインドアップ期②コッキング期③加速期④フォロースルー期に分けることができます。コッキング期には腕を加速させるので、靭帯や筋肉が伸ばされる力が働き、内側上顆につよい牽引力が働きます(※1)。このストレスが積み重なると、肘の骨の成長過程にある16歳位までは最脆弱部である内側上顆の成長(骨端)軟骨に微小損傷が起こります。また、一回の投球でバキッという音を立て痛めた際には、一気に骨が裂かれる力が加わり、いわゆる裂離骨折と同じ状態になることもあります。簡単に言うとこれが内側上顆の障害です。
 
(※1 加速期(アクセレーション期)には内側に牽引力が加わるとされていましたが、アキレス腱などでもみられるwrap around構造というものが内側側副靭帯前斜走線維にもあり、牽引力を圧迫力に変えるという事が解明されました。これにより一概に内側は牽引力だけとは言えなくなりました。)

内側上顆障害の障害段階


上腕骨内側上顆の障害は、透亮(発生)期・反応(炎症)期・裂離期・隔絶期の4つの段階に分けられます。

1.透亮(発生)期
透亮期.png
いわゆる発生初期の段階です。繰り返しの牽引ストレスが加わると、成長軟骨の成長が阻害されて骨化中心の下端部に透けて見える部分が現れます。
 
この時期は自覚症状も乏しく、医療機関に訪れる選手はとても少ないです。痛みがあっても投球後しばらくして消えてしまうので、気にしないことが多いためです。

2.反応(炎症)期
反応期2.png
透亮(発生)期の骨化が改善してくると、透けた部分に新しい骨化中心ができます。

この状態でレントゲンを見ると「二つに分離している」状態に見えるわけです。また、修復と損傷が混在するので人によってレントゲンの写り方がバラバラです。

 
この時期は炎症症状が強くなり、痛みが引かなくなってきます。肘の曲げ伸ばし時や内側上顆下端部の押した時の痛み・肘を外に反らせた時の痛みが出てきます。この時期で医療機関に行く選手も増えてきます。

3.裂離期
裂離期.png
炎症期から投球を続け、進行するとこの期になります。この期では成長軟骨とそれを覆う軟骨膜というものが断裂してしまいます。
 
この時期はものすごく痛みが強くなってくるので、ほぼ全選手が医療機関に訪れます。
反応期の症状に加えて、更に曲げ伸ばしが制限されてしまったり、日常生活でも茶碗が持てない・洗顔時に痛むなど支障をきたすケースもあります。

4.隔絶期
隔絶期.png
そしてさらに進行すると裂離期で離れた部分がくっつかず、離れたままになってしまうのが隔絶期です。実際には軟らかい組織で間は埋められていますが、脆弱部となってしまいます。
 
基本的には伸展制限(伸ばすことが最後までできない)が残ってしまいますが、痛みもなく野球を続けられることも多いです。ただし、連投や強く投げると痛みが出てしまったり違和感を覚えることもあります。

内側上顆の障害の治療法


基本的にどのケガ・障害もそうですが手術と保存療法(手術をしない)方法に分けられます。では一体どのようなことをするのか?それぞれについて見てみましょう。

保存療法
  • 基本的には投球禁止
基本的に傷みがある場合はどの時期であっても投球を原則禁止とします。基本的に痛み(押した時の痛み・曲げ伸ばし時の痛み・外に反らせた時の痛み)が消失すれば徐々に投球を許可します。
  • 基本的には固定はしない
日常生活での曲げ伸ばし程度では、内側上顆部にそこまで負担がかからない為・不必要に筋肉を落とさないために固定は必要ありません。ただし、裂離期の場合は癒合を助けるために固定を行います。また、裂離期でなくても、日常生活でも痛みが強い選手、小学生など注意しても使ってしまいそうな選手は意識づけの為に固定を行うことがあります。
  • 投球以外の事は積極的に行う事
投球以外の練習、例えばノックを受けるだけ・バッティング・ランニングなどは痛みがなければ許可してもいいでしょう。少しでも違和感があれば禁止です。
  • ストレッチや入浴を積極的に
腕のストレッチや入浴を行い、牽引力の発生源の一つでもある前腕屈筋群を柔らかくすることを積極的に行いましょう。また、投球は全身運動ですので、肩・肩甲骨回り・股関節のストレッチも行うとさらに効果的です。

手術の適応
  • 基本的に手術になることは少ない
基本的には全ての期において、保存療法で回復することがほとんどです。隔絶期で分離してしまっている状態でも、無痛の場合や痛みが出てもすぐに治まったりする場合は少しの安静で事足りてしまいます。
例外があるとすれば頑固な痛みが常に残る場合です。
 
このことから、早期発見して段階が重度にならないうちに治療を開始することができれば、分離してしまったり手術になるケースもかなり減らすことができます。当院では野球肘検診も行っていますので、今現在痛みが出ている方、痛みはないけど不安な方、少しでも悩みがありましたらお気軽にご相談ください。

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