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はせがわ整骨院


離断性骨軟骨炎

離断性骨軟骨炎(りだんせいこつなんこつえん)とは肘の外側が強くぶつかることで起きる上腕骨小頭の障害です。関節軟骨の下の骨が剥離、又は連続性が低下しているものをさします。若年のピッチャーの野球肘のうち約8%に認められるともいわれています。軟骨の下の骨が遊離してしまい、これが関節に挟まるとロッキング(曲げ伸ばしが出来なくなる)してしまいます。これがいわゆる「関節ねずみ」と言われているものです。11才をピークに10~15才に好発します。初期の段階では症状がないことが多く進行すると治ることはなく、関節症に移行してしまう厄介な障害です。

離断性骨軟骨炎の原因はいまだにはっきりしていない!


実は野球肘の一つ、離断性骨軟骨炎はなぜ発生するのか、いまだに原因がはっきりしていません。よく言われるものは、炎症反応説・外傷説・栄養障害説・継続外傷説・血行障害説など多岐にわたって考えられてきましたが、離断性骨軟骨炎を矛盾なく説明することはありませんでした。
上記に「肘の外側の関節が強くぶつかることで起きる」と書きましたが、これは一般的に最も多い治療家の意見です。しかし、実際のところ、まったく肘を使わない少年サッカー選手などにも離断性骨軟骨炎が発症するなど報告が上がっています。
今のところはただ「ぶつかる」力だけで発生するのではなく、血流障害説も合わせた見方が有力となっています。(一部分の血流量が低下すると腐ったようになります。=無腐性壊死)
 

離断性骨軟骨炎の分類


大まかにわかりやすく分類すると、①病状憎悪過程②病状修復過程 に分けられます。そして、そこからそれぞれ細かく分類されていきます。

1.憎悪過程
大きく分けると透亮期・分離期・遊離期に分かれます。そしてそれぞれ更に細かく分けることが出来ますが長くなるので割愛します。この過程に入るといわゆる「治る」事がないという事です。遊離するといわゆる「関節ネズミ」となり、痛みやひじの曲げ伸ばしが出来なくなるロッキングが生じたりします。
そして厄介なのが、その後も「変形性肘関節症」に移行するということです。(文字のとおり、肘が変形してしまいます)
 
2.修復過程
修復過程も憎悪過程と同じく最初は透亮期・分離期と分けることができ、その次が修復期となります。修復すなわち完全治癒となることもありますが、遺残期といって不完全治癒になることもあります。ただ、不完全治癒といっても、症状はわずかな場合もあれば、プレーや日常生活には全く問題ないものまであります。

離断性骨軟骨炎の治療方法


離断性骨軟骨炎もほかの障害や外傷と同じく保存療法と手術の二通りの治療法があります。 

1.保存療法(手術をしない方法)
基本的には透亮期と分離前期=発生初期の段階で、なおかつ外側上顆の成長軟骨が骨化完了していないことが大前提となります。
分かりやすく言えば骨年齢も未熟な段階で、病状も初期であれば保存療法を第一選択する、という事です。とにかく肘に負担がかからないように、
 
  • 投球・バッティングは禁止
  • お箸より重いものは持たないくらいの気持ちで出来るだけ使わない
  • 日常生活でもランドセルやバックを持たない
  • もちろん体育も見学
  • 少なくみても最低3か月はこれを徹底させる
以上の事を厳格に守る必要があります。
 
そして、選手・保護者ともに心が折れそうなのはなんといっても「治療期間の長さ」です。病巣がどの部分にできているか、どのように修復していくかで治療期間は変わってきますが、短くても三か月、長いと1年半ほどかかるパターンもあります。
 
症状も所見時から無いか、あっても1か月もすればなくなる事が多いため、選手自身ももう大丈夫なのではないかと思うことがあるので、保護者とともに重大なことが肘には起こっていると認識させるようにつとめなければなりません。(もちろん不安をあおったりせず、丁寧に説明することが重要)
 
2.手術
次に手術の適応するケースです。あくまで、成長期の子供には自己治癒能力が高く備わっているので、保存療法に適応するケースであれば、しっかり保存療法に徹するのが大切です。明らかに手術適応となるのが分離後期以降です。修復する働きが無くなってきている時期なので、この時期になってしまったら手術を選択します。もちろん遊離期も適応となります。

どのケガでもそうですが、こういった病状から手術の時期を選択しますが、それと並んで大切なのが選手が置かれている状況です。例えば中学1年生と高校3年生の初めの子ではいくら病状が同じでも、選手の状況を考慮します。中学1年などではできるだけ早期に手術を行わせますが、高校3年では即手術してしまうと最後の大会に間に合わなくなるため、コンバートや制限を設けてプレーさせ、引退後に手術にて根本治療を行い大学野球に備えるといった具合です。医師と選手・保護者がしっかりと話し合うことが重要です。
 
 
以上のことから、離断性骨軟骨炎はいかに早期発見できるかどうかが「治癒」できるかのカギとなります。内側上顆の障害など、肘の内側に痛みを訴えて検査したら離断性骨軟骨炎が見つかったという事もあります。

 
当院では野球肘検診も行っており、異常があれば整形外科へ紹介するシステムが整っています。内側の障害は症状が出やすいのですが、離断性骨軟骨炎は症状がない場合もあります。内側の痛みを訴えてきても、必ず外側の検査も怠りません。また、内側で何らかの異常があり、整形外科へ紹介する場合でも、外側のチェックもお願いしています。早期発見が非常に大切なものです。みなさんも気を付けましょう!

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